12 鈴木眼科医院


所在地 船橋市
竣工年 T15頃
所有者 個人
設計者 不明
施工者 不明
構造 木2
外壁 下見板張り
屋根形状・葺材 寄棟造・瓦葺
建築規模 79.2m2

船橋では最初の眼科専門医院として大正15年に開業した,木造2階建ての住宅併用の個人医院である。開業の背景には,大正12年の関東大震災を契機とした人口増や,学校保健での児童の健康重視などがあった。

大棟両端の棟飾り,軒下の渦巻きの付いた持送りと歯飾りなど,外観は洋風にまとまっている。内部の仕上げは1階の医院部分が洋風,2階が和風で三方に廻縁のある床・棚付きの座敷となっていて,この建物は建築家と大工棟梁の共作と思われる。[中村]


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