36 木村家住宅
(旧白川宮邸)
所在地 | 四街道市 |
竣工年 | M39 |
所有者 | 個人 |
設計者 | フランス技師 |
施工者 | 牧野 豊 |
構造 | 木2 |
外壁 | 下見板張り |
屋根形状・葺材 | 切妻造,瓦葺 |
建築規模 | 90.0m2 |
明治39年,陸軍少佐牧野豊がフランス駐在中に住んだ住宅の設計図を持ち帰り,技師をフランスから招き建設したと伝えられる。その後,大正9年から11年にかけ,皇族の北白川宮殿下の住まいとなった時期がある。
正方形の平面を縦横に区画し,中央に階段室を設けた間取りとし,1・2階ともここから各部屋に入ることができるように工夫がされている。切妻屋根を十文字に交差させ,広い妻壁に鎧戸付きの窓を構えて立面の意匠を引き立てている。[事務局]