37 山口家養蚕室


所在地 印西町
竣工年 M中頃
所有者 個人
設計者 不明
施工者 不明
構造 木2
外壁 下見板張り
屋根形状・葺材 寄棟造,瓦葺
建築規模 69.3m2

山口家は江戸時代には名主を務めた家柄で,この建物は近在の子女のための養蚕の伝習所として建てられたものである。内部は居住のために改造されているが,ペンキ塗装の下見板壁や窓上部の三角ペジメントなどは建設時のままである。明治19年刊行の『日本博覧図』に描かれた山口邸の図によれば,大棟上に小屋根が組まれ,大きな風見鶏が立っていたことが分かる。窓の建具は最近サッシに変更したが,元は内開きガラス戸の外側に鎧戸を吊り込んだ形式であった。[事務局]


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