45 犬吠埼灯台


所在地 銚子市
竣工年 M7
所有者
設計者 H・ブラントン
施工者 灯台寮
構造 煉瓦
外壁 煉瓦
屋根形状・葺材 丸屋根,鉄板葺
建築規模 104m2

江戸幕府の方針を引き継いだ明治幕府の灯台建設事業の一環として建てられた灯台で,工部省灯台寮が招聘した英国人技師のヘンリー・ブラントンの設計・施工管理により,明治5年着工,同7年に完成した。

使用した煉瓦は高岡村(現下総町)の土を用いて焼成した国産の白色円形煉瓦,基底部の外径6.6m,総高31.6mである。灯台レンズは当初フランス製であったが,太平洋戦争で破壊されたため国産品に取替えられている。光源も当初は灯油が使用されていたが,大正12年に電化された。[中村]


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