《冬の朝(行徳)(写生地 市川市)》 石井柏亭【明治15(1882)〜昭和33(1958)】 制作年 明治42(1909) キャンバス・油彩 縦45.3p×横63.5p
石井柏亭(本名・満吉)は、明治15年東京都に生まれ、画家であった父の石井鼎湖に日本画を、ま た、洋画を浅井忠に学び、東京美術学校で藤島武二に師事しました。日本水彩画会や二科会、一水会の創立に参加し、戦後は日展で活躍し、日本芸術院会員、日本芸術院院長などを務めました。 この作品は、市川市行徳の冬の朝の風景を描いたもので、透明感あふれる空気、冬枯れした田畑、ボッチ状の積み草から冬の情景が伝わってきます。
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