<自然の地形景観を主題にした空中写真>
砂浜海岸が隆起した海岸段丘 館山平野 (館山市)   空からみた千葉県topへ 
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  館山平野     

館山市
八幡・館山
汐入川河口
東から
06702

館山市
船形・那古
北東から
06703
撮影 1988年1月

<解説>安房地方の沿岸は、過去5000-6000年前からの海岸段丘と、当時波が削った海食崖が隆起して連なっています。段丘は大きく4段に分けられていますが、いずれも大地震の際に隆起したものです。隆起する前がう岩の磯浜海岸だったか、砂の砂浜海岸だったかで、だいぶ形が違ってきます。

館山平野は、砂浜海岸の隆起した平野で、海岸沿いの内房線の線路付近から海側が、1703年の元禄大地震で隆起して陸地となったところです。
海岸線が砂浜特有の滑らかなカーブになっています。
右の写真、館山平野北端の船形地区では、岩石海岸の岬になっていて、海岸線が凹凸しています。遠景の那古地区は砂浜海岸です。