房総の地衣類

Megalospora tuberculosa (Fée) Sipman

オオコゲボシゴケ

種の記載等・・・「日本の地衣類(ウェブ図鑑)」から
1.生態写真
megalospora    
1A.濡れた状態/ 痂状の地衣体は灰緑色で,基物表面を覆う.レキデア型の裸子器は大きく,しばしば直径1mmを超える.子器盤は暗褐色あるいは暗紫褐色,濡れた状態では著しく膨れている./ 樹幹上,東京大学千葉演習林  
2.実体顕微鏡下の拡大写真
megalospora megalospora  
2A B
2A & B.乾燥標本/ 千葉県内で樹皮着生するレキデア型裸子器を生じる痂状地衣の中でも,最も子器が大きくなる.子器盤は暗褐色からほぼ黒色.時に白い粉霜でおおわれる(右の小さな子器には粉霜が見える)./ 樹皮着生,東京大学千葉演習林