房総の地衣類
Parmotrema mellissii
(C.W.Dodge) Hale
ニセマツゲゴケ
種の記載等
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「日本の地衣類(ウェブ図鑑)」から
生態写真
A..生態写真(乾燥)/ マツゲゴケRimelia clavuliferaに似るが,地衣体背面の細かく目立たない文様,マキラを欠く.裂片の縁に最初は裂芽を生じ,これがすぐに粉芽化する.粉芽塊はマツゲゴケと違って,明らかに丸い形にはならない.シリアの向きもまちまちで,けばけばしい印象を受ける.左端にマツゲゴケが混じっている./ 樹幹上,内浦山県民の森
標本の拡大写真等
標本1: Sakata & Harada 6026
A
B
C.シリア
D.背面にマキラはない
E
F.裂芽が粉芽化していく
G
H
I.それぞれの粉芽塊は小さい
J.Iの拡大
K.地衣体周辺部の裂片の腹面
L.粉芽塊を生じている裂片の腹面
標本2: Sakata 6122
A
B
C
D
E.裂芽が粉芽化していく
F
G.粉芽塊はマツゲゴケに比べると小さい
H
I.不明瞭な白斑があるが,マツゲゴケのように網目状にはならない
J
K
L
標本3; Harada 28963
A
B
シリアはねじれたり,様々な方向を向く.裂片の先端では,最初は裂芽が集合するが,まもなく粉芽化する(3)./ 樹皮着生,東京大学千葉演習林
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