【内容】主に日本産の,分類学的に未解明な,あるいは問題のあるグループについて分類学的に明らかにします.年度ごとに課題名は多少とも変わっていますが,開館当初から実施しています.共同研究員・市民研究員等と協力して実施しています. |
◆◆過去の話題 |
★2021.04.ムニンヒメイワノリ(Lempholemma boninense)を,小笠原諸島の石灰岩上で採集された標本に基づき新種発表しました. |
★2020.03.吉川裕子さん(共同研究員)・泉宏子さん(市民研究員)等は,北限となる群馬県のフクレヘラゴケ(Thysanothecium scutellatum)を発見し,報告しました.
★2020.03.市民研究員の田中慶太さんは,長崎市滝の観音の地衣類相を明らかにし,報告しました.多くは,長崎県から40年以上記録のなかった種でした. |
★2019.08.共同研究員の綿貫攻さんは,中国雲南省産の広義スミイボゴケ属(ピンゴケ科)のスクルプトルミナ ユンナンエンシス(Sculptolumina yunnanensis)を新種発表しました.
★2019.08.市民研究員の牧野純子さんは,日本で2例目となるニセクボミゴケ(Megaspora verrucosa)を長野県で発見され,詳細に報告しました. |
★2018.12.市民研究員の松崎務さん等は,長野県新産となるムカデゴケ科の2種を発見しました. |
★2017.12.グレオヘッピア(Gloeoheppia)を雲南省から中国新産として報告しました.
★2017.12.レプトギウム インシグネ(Leptogium insigne)を台湾からアジア新産として報告しました.
★2017.12.サワハリイボゴケ(Bacidia inundata)を,岐阜県産の標本に基づき日本新産として報告しました. |
★2017.06.クロウメボシゴケ(Trypetheliopsis yoshimurae)を,静岡県産の標本に基づき新種発表しました.
★2017.06.ヒゲニセゴマゴケ(Anisomeridium throwerae)を,鹿児島県産の標本に基づき日本新産として報告しました.
★2017.06.コガネツブミダイダイゴケ(Caloplaca cerina var. chloroleuca)を,北海道産の標本に基づき日本新産として報告しました. |
★2016.12.イズノコザラゴケ(Gyalidea izuensis)を,静岡県産の標本に基づき新種発表しました.
★2016.08.オオスミコザラゴケ(Gyalidea oosumiensis)を,鹿児島県産の標本に基づき新種発表しました. |
★2016.08.中国雲南省の金沙江流域のミドリゴケ属(Endocarpon)の分類を明らかにし,報告しました.
★2016.08.中国雲南省の金沙江流域から,サボテンツブゴケ(Agonimia opuntiella)を報告しました. |
★2016.01.日本産の岩上生のマンジュウゴケ属(Strigula)の分類を明らかにしました.
★2016.01.日本産の淡水生被果地衣類の検索表を発表しました. |
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(これ以前は準備中) |