#013 Cornicularia normoerica (Gun.) Du Rietz | |||||
【外部形態等】地衣体は鱗片状,裂片は線形で,基部のみで岩石に固着し,複数が集合しロゼットを形成する.裂片はわずかに等長あるいは不等長ニ叉分枝をし,背面は平坦かわずかに樋状にくぼみ,黒褐色で概ね平滑で光沢があるか,細かな凹凸があり光沢がほとんどない.縁部は明瞭で,細かないぼ状突起を多数生じる.腹面は突出する.粉芽・裂芽を欠く.子器はレカノラ型で,裂片の中央か類縁部に生じ,円盤状,全体が地衣体と同色,子器盤ははじめやや窪み,後にほぼ平坦,大きくなると著しく突出する. 【フォトビオント】Trebouxia? |
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【化学成分】ー(文献1) 【分布と生態】高山の岩上に生育.まれ.立山・木曽駒(文献1) |
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ミヤマヒジキゴケ/深山鹿尾菜苔 Cornicularia normoerica (Gun.) Du Rietz |
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【異名等】 | |||||
【文献1】吉村庸.1974.原色日本地衣植物図鑑.349 pp., 48 pls.保育社,大阪市. | |||||
執筆:原田浩,2021 | |||||
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