#024 Thamnolia vermicularis Schaer. | |||||
【外部形態等】地衣体は樹状.高さ5cm程度のことが多い.基物から立ち上がり,時に密集する.円筒形で中空,ほぼ単一かごくわずかに分枝し,先端は尖る.表面はほぼ純白で,平滑,光沢はごくわずか.粉芽・裂芽を欠く. |
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【化学成分】タムノール酸(文献1) 【分布と生態】高山の地上,岩上に生育する.ハイマツの周辺や,矮性低木,ハナゴケ属等に混じって生えることが多いが,地上に単一の大きな集団を作ることもある.岩に直接つく場合には疎生する.北海道~本州中部(文献1). 【フォトビオント】緑藻 |
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ムシゴケ/虫苔 Thamnolia vermicularis Schaer. |
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【異名等】ー | |||||
【文献1】吉村庸.1974.原色日本地衣植物図鑑.349 pp., 48 pls.保育社,大阪市. | |||||
執筆:原田浩,2021 | |||||
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