#052 Cladia aggregata (Sw.) Nyl. | |||||
【外部形態等】子柄は高さ2~5cm程度,等長ニ叉分枝を繰り返し,立体的なマットを形成する.表面は緑褐色(日向では褐色が強くなり,日陰ではほとんど緑色),光沢があり,分枝の下側になる方向で多少とも淡色となった面には,概ね円形の明らかな穿孔を連続して生じる.鱗葉,粉芽,裂芽を欠く. |
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【化学成分】バルバチン酸(文献1) 【分布と生態】西日本では低地から亜高山帯まで広く分布し,開けた地上に生育する.長野から関東では少ない.関東以西(文献1) |
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トゲシバリ/棘縛 Cladia aggregata (Sw.) Nyl. |
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【異名等】ー |
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【文献1】吉村庸.1974.原色日本地衣植物図鑑.349 pp., 48 pls.保育社,大阪市. | |||||
執筆:原田浩,2021 | |||||
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