#166 Canoparmelia aptata (Kremp.) Elix & Hale

ウチキウメノキゴケMyelochroa irrugansに似るが,髄層に黄色色素を欠き,背面に小さな擬盃点を多数生じることで容易に区別できる.また裂片の先端も基物に圧着する傾向が強い.背面が黄色を帯びることを除けば,キウメノキゴケFlavoparmelia caperataは本種に似ている.

 

【外部形態等】準備中

【化学成分】

【分布と生態】分布記録がない地域も多いが,暖温帯に広く分布するものとみられる.明るい場所の主に樹幹上に生育する.サクラの木にも多い.

シラチャウメノキゴケ/白茶梅木苔

Canoparmelia aptata (Kremp.) Elix & Hale

【異名等】Parmelia aptata (文献1)

【文献1】吉村庸.1974.原色日本地衣植物図鑑.349 pp., 48 pls.保育社,大阪市.

執筆:原田浩,2023