#606 Coenogonium pineti (Ach.) Lücking & Lumbsch

地衣体は痂状,連続し,非常に薄く,緑褐色で目立たない.子器はビアトラ型,直径0.2mm程度と小さく,無柄,子器盤は淡橙褐色,縁部はごく淡い橙褐色から橙色を帯びた類白色で平滑.子嚢は円筒形で頂部の肥厚はなく,子嚢胞子は2室.

 ダイダイサラゴケC. luteumに比べて,子器が著しく小さい.

 

【外部形態等】準備中

【化学成分】ー

【分布と生態】丘陵帯(暖温帯)~亜高山帯.森林内の樹幹基部や,岩上などに生育.

コツブダイダイサラゴケ/小粒橙皿苔

Coenogonium pineti (Ach.) Lücking & Lumbsch

【異名等】

【文献1】

執筆:原田浩,2023