#182 Collema complanatum Hue

ラン藻地衣,中形の葉状地衣.地衣体はほぼ円形で直径数センチメートルになり,ほとんど黒色,明瞭な放射状のひだがあるのが特徴.子器はレカノラ型で小さく,ひだの上に多数生じ,子器盤は赤褐色.子嚢胞子は細長く,披針形,平行多室.

 

【外部形態等】準備中

【化学成分】ー

【分布と生態】本州~九州(文献1).丘陵帯(暖温帯)から山地帯(冷温帯)付近に分布する.林内では比較的明るく,湿った場所の樹幹上や岩上に生育.

カワホリゴケ/蝙蝠苔

Collema complanatum Hue

【異名等】ー

【文献1】吉村庸.1974.原色日本地衣植物図鑑.349 pp., 48 pls.保育社,大阪市.

執筆:原田浩,2023