#183 Collema furfuraceum (Schaer.) Du Rietz | |||||
【外部形態】地衣体は葉状.ラン藻を共生藻とし,湿った時には半ば透き通り,ゼラチン化する膠質(こうしつ)地衣.Collema subflaccidum トゲカワホリゴケに似るが,地衣体の背面には楕円形のふくらみ(パスチュールと呼ばれるが,Myelochroa leucotyliza ヒカゲウチキウメノキゴケなどウメノキゴケ科のものとは構造が異なる),その上に顆粒状の裂芽を密生する. 子器は日本産標本では未見. |
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【生態】国内では海岸岩上でのみ記録がある.やや日陰の湿った場所で見つかった. 【分布】従来は高知県の1地点のみから記録があった.確実な海岸生としては,今回の研究で長崎県の1地点で見つかったのみ. |
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フクレトゲカワホリゴケ/膨棘蝙蝠苔 Collema furfuraceum (Schaer.) Du Rietz |
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【異名等】- | |||||
【文献】原田浩・坂田歩美・吉川裕子.2020./ 日本産海岸生地衣類図鑑(1).大型地衣類./ Lichenology 18(2): 59-78. |
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執筆:原田浩,2021 | |||||
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