ゴンゲンゴケ属の中で，本種は分枝の状態などではハコネゴンゲンゴケH. revolutaによく似ており，ゴンゲンゴケH. osseoalbaよりもややまばらに分枝する傾向がある．裂片背面はほぼ灰白色で，先端付近の背面に類円形の白い粉芽塊を生じ，これが大きくなると裂片の幅が広がるとともに膨れる．

【外部形態等】準備中

【化学成分】アトラノリン，プロトセトラール酸（文献１）

【分布と生態】関東以西の暖温帯．林縁など比較的明るい場所の樹幹上に着生する．