#250 Lecidella enteroleucella (Nyl.) Hertel

 

【外部形態】地衣体は痂状.ほぼ連続することもあれば,ほとんど区画化して基物岩石の鉱物顆粒により区画が不連続となり目立ちにくくなることもある.わずかに黄色を帯びた,クリーム色.黄色みは日差しを受けやすい個体でより強く,日陰よりの個体ではほとんど黄色を欠く.

子器はレキデア型.子器盤はほぼ黒色,子器縁部は突出し黒褐色.

【内部形態】

【化学成分】

【分布と生態】海岸岩上の灰色帯によく出現する.少なくとも関東以西ではごく普通に産する.秋田でも確認されている.

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Lecidella enteroleucella (Nyl.) Hertel

【異名等】

【文献1】

執筆:原田浩,2022