#297 Parmelia shinanoana Zahlbr.

 

裂片が線形な点では他のカラクサゴケ属と同様だが,裂片の縁に沿って白斑が連続して縁取っているのが特異である.裂片中央部には白斑はない.また,岩上に生育することが覆いのも,異例である.

 

【外部形態】(準備中)

【内部形態】

【化学成分】アトラノリン,サラチン酸

【分布と生態】本州~四国(文献1).山地帯から亜高山帯にかけて,主に岩上生.

シナノゴケ/信濃苔

Parmelia shinanoana Zahlbr.

【異名等】シナノウメノキゴケ (文献1)

【文献1】吉村庸.1974.原色日本地衣植物図鑑.349pp., 48pls.保育社,大阪市.

執筆:原田浩,2024