#298 Parmelia squarrosa Hale

 

裂片の背面に線形の白斑を生じるが,そこから裂芽を生じるのが特徴.偽根は盛んに分枝する,スカロース型.山地帯から亜高山帯にかけて最も普通にみられるカラクサゴケ属の一つである.

【外部形態】(準備中)

【内部形態】

【化学成分】アトラノリン,サラチン酸

【分布と生態】北海道~九州(文献1).山地帯から亜高山帯にかけて,主に被着生,ときに岩上生.

カラクサゴケ/唐草苔

Parmelia squarrosa Hale.

【異名等】-

【文献1】吉村庸.1974.原色日本地衣植物図鑑.349pp., 48pls.保育社,大阪市.

執筆:原田浩,2024