#331 Pseudocyphellaria aurata (Ach.) Vain.

 

カブトゴケ科の大形の葉状地衣.緑藻を共生藻とし,網目状の隆起はなく,腹面は淡褐色のトメンタが密生し,黄色の円形で平板な擬盃点をやや規則正しく生じ,裂片縁部に沿って黄色の粉芽塊を生じる.背面は湿時には鮮緑色となり,乾燥時には多少とも褐色を帯びた灰緑色.

 

【外部形態等】準備中

【化学成分】-

【分布と生態】暖温帯に分布.湿潤な場所で,樹皮着生.

 

キンブチゴケ/金縁苔

Pseudocyphellaria aurata (Ach.) Vain.

【異名等】

【文献1】吉村庸.1974.原色日本地衣植物図鑑.349 pp., 48 pls.保育社,大阪市.

執筆:原田浩,2024