暖温帯の海岸以外に生育するカラタチゴケ属としては最も普通に見られる．樹皮にも岩上にも生育し，分枝は繰り返し分枝するが，主枝がよく伸長し，長さ10cm程度にまで伸びることがあり，房状となる．分枝は幅がごく狭いが明らかに扁平で，両端に沿って概ね類円形の粉芽塊を多数生じる．

【外部形態等】準備中

【化学成分】セッカ酸，ラマリノール酸（文献１）

【分布と生態】本州（関東以西，太平洋岸）～九州，沖縄（文献１），暖温帯．樹皮と岩上に生育．