#344 Rimelia clavulifera (Räsänen) Kurok.

暖温帯で最もよく見られる大形のウメノキゴケ科の葉状地衣の一つ.裂片の縁に長いシリアを生じ,背面全体に目立たないマキラを生じ,縁部に類円形の粉芽塊を生じる.

 本種では粉芽塊を付けた裂片の縁が伸長し,その腹面が白色化するのに対し,オオマツゲゴケ(Rimelia reticulata)では,粉芽塊を付けた裂片の縁部は伸長せず,その腹面が白色化するのとがない.

 

【外部形態等】準備中

【化学成分】-

【分布と生態】-

 

マツゲゴケ/睫毛苔

Rimelia clavulifera (Räsänen) Kurok.

【異名等】Parmelia clavulifera;文献1

【文献1】吉村庸.1974.原色日本地衣植物図鑑.349 pp., 48 pls.保育社,大阪市.

執筆:原田浩,2023