#373 Trypetheliopsis yoshimurae H.Harada

地衣体は痂状で,ややムラキ色を帯びた灰緑色,光沢があり平滑.非常に緻密で厚い皮層で覆われるため,表面が薄い蝋の層で覆われたかのように見える.円形の頂部が概ね平らな,紫灰色のイボ状突起(擬子座)を生じ,これに複数の被子器が埋もれる.これとは別に,くちばしのように尖ったキャンピリディアを生じる.

 

【外部形態等】準備中

【化学成分】ー

【分布と生態】千葉県(南部)以西~九州南部.主として樹皮着生,ときに岩上生.

 

クロウメボシゴケ/黒梅干苔

Trypetheliopsis yoshimurae H.Harada

【異名等】

【文献1】

執筆:原田浩,2023