#406 Normandina pulchella (Borrer) Nyl.

地衣体は微小な鱗片状.通常は直径1mm程度,あるいはそれ以下の概ね円形で,やや青みあるいは緑を帯びた灰白色で,縁部は円筒状に膨らむ.時に地衣体背面の中心部を中心に,粉芽塊を生じる.粉芽は灰緑色で細かい.

 まれに黒色の被子器を生じ,これは,地衣体に埋もれ,孔口部分のみが見える.

 

【外部形態】 ー

【内部形態】ー

【生態】風通しのよい立地で,主に半日陰の樹幹上の蘚苔類マットに混じって生じることが多い.

【分布】暖温帯から亜高山帯.

ノルマンゴケ/のるまん苔 (ノルマンは,人名Normanに基づく)

Normandina pulchella (Borrer) Nyl.

【異名等】

【文献1】ー

執筆:原田浩,2024