#466 Trypethelium virens Tuck.

地衣体は痂状で褐色を帯びた灰緑色で光沢があり平滑.半球形よりやや扁平で,基部がくびれない,赤褐色を帯びたイボ状突起(擬子座)に多数の被子器が埋もれる.

 

 

【外部形態等】準備中

【化学成分】ー

【分布と生態】本州(文献1).主に暖温帯に分布するものと見られる.千葉県では,マメゴケ(T. elutoriae)が南部に限って分布するのに対し,本種は広く分布しているようである.樹皮着生.

 

オオマメゴケ/大豆苔

Trypethelium virens Tuck.

【異名等】オオチクビゴケ(文献1)

【文献1】吉村庸.1974.原色日本地衣植物図鑑.349 pp., 48 pls.保育社,大阪市.

執筆:原田浩,2023