#500 Usnea longissima Ach. | |||||
主枝がほとんど分枝せずまっすぐ伸び,これに棘状の側枝が多数つく点で,フジサルオガセ(Usnea trichodeoides)に似る.後者の主枝には連続する皮層が残存するが,本種では皮層が壊れ不規則な凹凸,あるいは欠片で覆われる. 基物から懸垂し,長さ1mを超えることも珍しくない.
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【外部形態等】準備中 |
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【化学成分】ー 【分布と生態】北海道~四国(文献1).亜高山帯付近に分布.針葉樹の枝から垂れ下がることが多いが,これはちぎれた分枝が枝に絡みつき,そのまま生長したものであることが多い.
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ナガサルオガセ/長猿おがせ Usnea longissima Ach. |
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【異名等】 |
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【文献1】吉村庸.1974.原色日本地衣植物図鑑.349 pp., 48 pls.保育社,大阪市. |
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執筆:原田浩,2023 | |||||
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