#517 Usnea bismolliuscula Zahlbr.

地衣体の基部は細いが,分枝は中央で膨れ,分枝を繰り返すが,その分岐点付近でくびれ,そこで皮層が割れる.中軸は極めて細い.太い分枝の表面にはしばしば穿孔がある.

 

【外部形態等】準備中

【化学成分】ー

【分布と生態】本州(仙台以南)~九州(文献1).暖温帯において,樹皮着生する.千葉県では,林縁などの風通しのよい場所のスギの樹幹にしばしば群生する.

 

コフクレサルオガセ/小膨猿おがせ

Usnea bismolliuscula Zahlbr.

【異名等】

【文献1】吉村庸.1974.原色日本地衣植物図鑑.349 pp., 48 pls.保育社,大阪市.

執筆:原田浩,2023