日本の地衣類(ウェブ図鑑)

Parmotrema ultralucens (Krog) Hale

ウラグロマツゲゴケ

種の記載等
メモ

背面に裂芽があり,縁部にはシリアがあり,腹面の縁部は広く偽根を欠く,狭義ウメノキゴケ属Parmotremaの中で最もよく似るチヂレマツゲゴケP. crinitumとは,本種では腹面が黒色に近いことで異なるとされるが,その判別は容易ではない.地衣成分を調べる必要があるが,その観違法として,髄層(皮層ではない)に紫外線(UV)をあてると(リケキサントンを含むため)本種のみ黄色の蛍光を発する.

 

1.生態写真
(準備中)    
1A B C

A

実体顕微鏡下の拡大写真等
標本1: Harada 19785(千葉県産).採集後年数が経過し,褐色化している
photo photo photo
A B.腹面がほぼ黒色 C.シリアがある.
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D.腹面は.裂片先端近くのみ暗褐色    
地域の図鑑等における本種のページ:
「房総の地衣類誌」