●画像処理.自然に近い色を再現するために,フォトショップ(Photoshop®Adobe)による画像処理を施した写真があります.特に実体顕微鏡下の拡大写真は,照明の影響により自然な色合いを再現できないため,多くの場合は画像処理を施しています. |
●標本番号.写真中に「Ikeda 172」のように,「人名+番号」を記入したものがあります.これは標本番号を表しています.この例では,採集者はIkeda(池田),採集者番号が172番となります.特に断りがない限り,千葉県立中央博物館に収蔵される標本です.生態写真であっても,対応する標本が明らかな場合には,同様に標本番号を明記してあります. |
●顕微鏡写真に用いたプレパラートの種類.生物顕微鏡で撮影した写真については,以下のプレパラートの封入材を用いています.GAW(ジーエーダブリュー.染色していないので,元々の色彩を観察できます),LPCB(ラクトフェノールコットンブルー.細胞質を青く染めるので,菌糸の形状を観察するのに適しています),I(ヨード.ルゴール氏液の1/2希釈液を用いて,ヨード反応を判定します).それぞれのプレパラートを以下のように呼びます.GAW標品,LPCB標品,I標品(アイひょうひん).職員以外が標品を作製した場合には,作製者名を示しました. |
●撮影者.市民研究員・職員以外により撮影された写真については,図鑑のページに撮影者名を示してあります.職員による写真については,写真中に以下のようにアルファベットで示してあります.HH(原田浩),IY(池田裕二),SA(坂田歩美) |