綿毛に空気を含むことで、風に乗って遠くまで飛んでいきやすくしています。綿毛の形はさまざまです。
★をつけたものは2020年現在生態園でみられる植物です。
チガヤ(イネ科)★
生態園の海岸植生で初夏に穂の様子が見られます。


キジョラン(キョウチクトウ科)
この綿毛は「種髪(しゅはつ)」と呼ばれるものです。実から綿毛が出ている様子が長い白髪を振り乱しているように見えたことから、「鬼女(きじょ)」の名がつきました。


センニンソウ(キンポウゲ科)
しっぽのような綿毛がおもしろい植物です。


タンポポの仲間(キク科)★
生態園のススキ草地にたくさん生えています。


コガマ(ガマ科)
いわゆる「ガマの穂」。何十万個ものタネでできています。タネが風に飛ばされて水面に落ちると、綿毛が外れてタネだけが水に沈みます。

