湿地に生えるハンノキと、斜面に生えるオオバヤシャブシ。どちらも風に舞うほど小さなタネですが、ハンノキにはオオバヤシャブシにあるような翼がありません。湿地から遠く離れる必要がないので、翼はいらないのでしょう。
★をつけたものは2020年現在生態園でみられる植物です。
ハンノキ(カバノキ科)★
生態園では、舟田池のほとりに生えています。翼のない、硬くてしっかりしたタネ。ハンノキの仲間の中では大きめサイズです。



オオバヤシャブシ(カバノキ科)
県内でも山の斜面で見られます。砂防樹としてよく法面に植えられます。翼のある、薄く軽いタネ。ひらひら風に舞います。


