海水に乗って浜辺に流れ着くタネです。水に長時間浮くことができたり,海水が中にしみこまないようになっていたりします。海流に乗って長〜い旅をするものも。
★をつけたものは2020年現在生態園でみられる植物です。
ハマダイコン(アブラナ科)
海岸近くの土壌のある場所に多く生えます。実の中は発泡スチロールのようになっていて、くびれているところからちぎれます。



ハマゴウ(シソ科)★
砂浜の植物で、生態園の海岸植生の砂地で見られます。転がりやすく水に浮きやすい、硬くて丸い実です。実には良い香りがあります。


ゴバンノアシ(サガリバナ科)
実の形が「碁盤の足」に形が似ていることからついた名前。日本では石垣島以南に分布します。千葉にも流れ着くことがあります。

モダマ(マメ科)
世界最大のサヤとなるマメ科で熱帯に広く分布。サヤはバラバラに分かれて海流に乗ります。千葉にも流れ着きます。



サキシマスオウノキ(アオイ科)
巨大な板根(ばんこん)で有名です。日本では奄美大島以南に分布。硬い実の中はコルク状で、水に浮きやすくなっています。千葉にも流れ着きます


