アリを誘うごちそう、「エライオソーム」(糖や脂肪酸など)をタネにセット。アリの巣に運ばれてエライオソームだけ食べられたあと、タネは巣の近くの柔らかい地面に捨ててもらう、という作戦です。
★をつけたものは2020年現在生態園でみられる植物です。
スズメノヤリ(イグサ科)
草地にごく普通に生えます。和名は「小さい槍」の意味。3枚目の写真の矢印がエライオソームです。



ホトケノザ(シソ科)★
道端でよく見かける雑草です。3枚目の写真の矢印がエライオソームです。



フクジュソウ(キンポウゲ科)
早春に黄色の花を咲かせます。アリが運んでいるのがタネ。タネを包むようについている白っぽいところ(矢印)がエライオソームです。


