4.5 増間川右股の瀑布帯:坊滝、乙坊滝
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坊滝の上には、林道沿いに簡単に行けます。滝の頂上は、従来の河床の一部が、小断層に沿って、下刻され、新旧2つの河道ができています。 滝面は面滝複合滝面で直下型の滝。 さらに、滝面の平面形が河道に対して直線でなく、下流側に張り出す型で、房総では珍しい形です。水流がすぐ落下する直下型の高い滝に現れる形のようです。 |
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乙坊滝:滝高12m 坊滝の下流にある。 かろうどの滝のすぐ上流にあり、乙女滝とかろうどの滝とは連続したゴルジュ帯をなしている。 滝面は典型的な線滝。直線溝状で急傾斜2連の滝になっている。 坊滝は遊歩道もあり簡単に行けますが、薬研・カロウド・乙坊滝は本格的沢登りのつもりでないといけません。安易に取りつかないように。 乙坊滝で落ちると、乙女〜カロード滝間は、上からも下流からも登りにくい所なので、なかなか見つけてくれず、発見してもらう頃には、風葬状態に・・ |