32 南玉不動滝

所在: 大網白里町南玉 南玉不動堂境内
水系: 南白亀川の支流水源、東金崖線の湧水を引いた滝。
成因: 人工の滝:湧水を導水して落下させ滝としている。
高さ: 6m。落ち口は龍の口から落ちている。
地層:上総層群,笠森層。泉は笠森層(シルト層)とその上の下総層群金剛地層の市野々砂泥互層との間から湧いているのではと思いますが、露出が悪くはっきりしない。水量は、多い。
滝名の由来:山武郡郷土誌によると、『南玉の瀧 南玉の瀧は山邊村南玉清岸寺の境内、絶壁の間に懸り、高さ一丈八尺、とうとうたる音響常に絶ゆる事なし。前面に一小池を控え、眺望佳なるを以て、杖を曳くもの多く殊に夏時暑を緑陰の下に避けて一日の清遊を試みるに宣し。』とある。文中では、「南玉の滝」だが、通称「不動の滝」ともいわれているので、ここでは、「南玉不動滝」としておく。
行き方: 土気大網間の大網街道の急坂の途中を、信号のある十字路で北に入り、崖沿いに行くと、南玉の池への案内看板があるのでそれに従えばよい。道が狭く、大型車は入れない。

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