1 洲宮川の滝  

 所在地:館山市洲宮 4m 
 
海岸近くのゴルフ場の中の洲宮川 
 ゴルフボールが飛んできて危険なので、
 中には入らないように。
 水系:洲宮川
 成因:平野型の滝

     1703年の元禄地震により形成。
 地層:豊房層群シルト岩層、逆層

洲宮川の下流、平砂浦平野の海岸よりにある。 この滝は、約250年前の元禄の大地震(1703年)のとき海岸が隆起し、以前の海底が陸化し、その上を延長川化した洲宮川が流れて、地震隆起分の下刻(約6m)を行った際にできた削り込みの先端の滝で、250年しかたっていない新しい滝です。
 現在滝になっている所は、以前は冲積層に埋もれていた第三紀のやや硬い岩の部分ですが、この段は、約7000年前ごろ、縄文海進の途中でできた古い海食崖をもう一度川がほり出したもので、滝の面は以前の海食崖の表面が掘り出されたものという珍しい地形です。

滝面:面滝壁状。滝壷なし。


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