No.1369 2015/07/01(水)

 ジャンボタニシの雨宿り


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 そろそろハスの花が咲く頃だと思い、昨年観察した長南町のハス田へでかけた。あいにく風雨が強い日で、せっかく開いたハスの花が落ちてしまう状況だった(写真1)。農家の方の話では、ハス葉は強風で茎が曲がってしまうと生長が悪くなるそうだ。最近、荒天続きなので大変だな〜と思ってハス田を眺めていると、スクミリンゴガイ(通称ジャンボタニシ)が田んぼに落ちた葉の上をゆっくりと歩いているのを見つけた(写真2)。さらにその傍で、大量に卵を産んでいる場所を発見した(写真3)。ハス葉が傘代わりになって、ジャンボタニシが雨宿りしながら産卵したように見えてしまうのは私だけだろうか?
 (大木淳一)

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写真1
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写真2
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写真3
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 スクミリンゴガイ Pomacea canaliculata(リンゴガイ科)

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