2021/09/19(日)
田んぼマイスター2021 稲刈り
君津市市宿の田んぼで行われている昔ながらのお米つくり体験「田んぼマイスター2021」。迷走する台風14号の影響で、予定より一日遅くなってしまったが、爽やかな風が吹く中、稲刈りが行われた(写真1)。

- 写真1 稲刈り終了、小田掛けされた稲
片手で稲をつかみ、鎌で刈り、それらを集めて紐でくくり、大きな束を作る。長い竹の棒を三角形に組んだ支えの上に置き、そこに稲わらを掛けて乾燥させる。小田掛けという昔ながらの方法だ(写真2~4)。途中から子ども達はイナゴ採りに夢中になり、たくさん採れたようだ。今年も収穫祭でイナゴの佃煮がふるまわれることだろう。お昼過ぎには作業が終了した。

- 写真2 稲を刈り、束にする

- 写真3 小田棒の組み立て

- 写真4 小田棒に稲わらを掛けていく
ところで広い田んぼとは別に今年取り組んでいる「バケツ田んぼ」(教室博日記No.2010)、こちらもそろそろ「稲刈り」をしたいところであるが、9月に入ってから雨が多く、低温続きだったせいか、まだ青いところがあり、もう少し時間がかかりそうだ。たわわに実ったとまではいかないが、それなりに稲穂も成長している(写真5~6)。

- 写真5

- 写真6
ただしところどころ実がついてない部分がある(写真7)。もともと実ができなかったのか、何かに食べられてしまったのか、稲の病気?気になるところである。最後に何粒のお米がとれるのか、楽しみでもある。

- 写真7 実がはいってない
(八木令子)