2023/03/23(木)
オオバグミ
館山市の海岸にて。常緑性のつる植物の茂みがあった(写真1)。オオバグミは別名マルバグミとも呼ばれ、海岸付近に生育することが多い。

- 写真1
2022/11/10に南房総市の山中で見つけたオオバグミは開花中だったが、この日はたくさんの果実がなっていた(写真2)。

- 写真2
赤く熟した楕円形の果実は長さ2センチほど(写真3)。花の時には小さくて目立たなかった子房(しぼう)がふくらんだものが果実。果実の先端についている茶色の小さい物体は花の萼筒(がくとう)の残骸だ。おいしそうに見えるが、味はちょっと渋い。

- 写真3
- オオバグミ(マルバグミ) Elaeagnus macrophylla(グミ科)
(尾崎煙雄)