53. はしらどけい【柱時計】

[写真] はしらどけい

教師用解説

はしらどけい【柱時計】
柱や壁に掛けて用いた時計。櫓時計(やぐらとけい)で用いられた和時計が、柱にかける形式になり、これを掛時計あるいは柱時計と呼んだ。明治(めいじ)6年に定時法が施行されると文字盤ケースに振り子をつけたボンボン時計が用いられるようになった。ゼンマイの動力で動くもので、ゼンマイを巻く必要があった。昭和40年代に乾電池によるクオーツ化が進み、振り子式の時計を見ることは少なくなった。