61. すみびアイロン【炭火アイロン】

[写真] すみびアイロン

もっと調べてみよう(今のアイロンは何であつくなるのだろう?電気のねつについて考えてみよう)

教師用解説

すみびアイロン【炭火アイロン】
炭火によって底板を熱し、その熱で布の皺をのばす道具。上部には煙突、下部には空気穴がついている。取手がある上部を開閉し、箱状になった部分に炭を入れる。空気穴と煙を出す煙突が取手前側についている。アイロンは江戸時代(えどじだい)末期に輸入され、外国人が使用していたようだ。炭火アイロンが日本で発達したのは明治時代(めいじじだい)中期といわれる。大正4年に芝浦製作所が電気アイロンなどの家庭電化製品の量産を開始し、第二次大戦後に一般家庭に普及していった。電気アイロンと炭火アイロンの形はほとんど変わっていない。