千葉県立中央博物館大利根分館 展示図録 トップページへ
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開催年度 | 書 名 | 頒布価格 |
平成21年度 | 関東灘礼賛−利根川下流域の酒文化− | 700円 |
平成20年度 | 利根川下流域の和算文化 | (品切れ) |
平成19年度 | 漁師の知恵VSさかなの気持ち | 無償 |
平成18年度 | 千葉の力士たち−利根川下流域の相撲文化− | 無償・品切れ |
平成17年度 | 水郷の生活と船 | (品切れ) |
いずれ菖蒲か杜若 −水辺の花の物語− | 800円 | |
平成16年度 | 水郷 ー水のさとに生きるー | 700円 |
平成15年度 | 英雄・怨霊 平将門 −史実と伝説の系譜− | (品切れ) |
平成14年度 | 房総の漁 −海と川− | (品切れ) |
平成13年度 | 祈りのこころ 祈りのかたち | 無償 |
平成12年度 | フナと釣り | (品切れ) |
はす −花と食− | (品切れ) | |
文書にみる水郷の暮らし −農を営む− | (品切れ) | |
教材としての活用を考えた「むかしの道具」展 | 無償 | |
平成11年度 | 東総の大般若経 | 600円 |
水郷の鳥たち | 無償 | |
「むかしの道具」指導者用資料 | (品切れ) | |
平成10年度 | 満員御礼!大利根座 −民俗芸能から映画まで− | 500円 |
銚子と野球 | (品切れ) | |
平成 9年度 | 鴨百話 | (品切れ) |
平成 8年度 | 地獄・極楽 | 600円 |
人生開拓 −市和田五〇年のあゆみ− | (品切れ) | |
平成 7年度 | 天狗飛来 −利根川下流域と天狗信仰− | (品切れ) |
大原幽学 −幕末の農村指導者− | (品切れ) | |
平成 6年度 | 鯰百話 | 500円 |
平成 5年度 | 天保水滸伝の世界 | 700円 |
平成 4年度 | 川と古文化 | (品切れ) |
昭和60年度 | 伊能忠敬 −その業績と周辺の人たち− | (品切れ) |
展示図録内容紹介
企画展「利根川下流域の和算文化」 |
河川交通の発達した利根川下流域には、さまざまな知識人が訪れ文化の種をまいていった。江戸から明治にかけて、この地方に花開いた和算文化もその一つであり、遊歴の和算家やそれを受けいれた在地の人々などを紹介している。 |
平成20年5月30日発行 A4版 50頁 |
開催にあたって 1 日本の算数 ・和算の世界 ・和算の流れ ・遊歴和算家 2 和算に関わる人々 ・房総と和算 ・手習い師匠 ・花香安精と房総数学文庫 3 和算の活用 ・測量と和算 ・地租改正と和算家 4 和算への招待 ・近代以降の和算 5 寄稿論文 ・利根川下流域の和算について 宮崎光一 ・剣持章行自筆の和算資料 猪野映里子 展示資料一覧 参考文献一覧 |
企画展「漁師の知恵VSさかなの気持ち」 |
川でも海でも漁の時にはさまざまな道具や方法が用いられるが、それらの漁具や漁法には長年漁に携わった漁師の知恵と工夫が凝らされている。館蔵のそれらの資料は千葉県指定文化財となっており、その資料一覧を本書には収録している。 |
平成19年5月30日発行 A4版 17頁 |
1利根川下流域の漁具と漁法 2コイやフナをとる 3ウナギをとる 4エビ・カニ・雑魚をとる 5サケをとる 6房総半島の海の漁具 資料編 利根川下流域の漁労用具目録 |
企画展「千葉の力士たち−利根川下流域の相撲文化−」 |
利根川下流はかつて相撲が盛んだった地域であり、千葉・茨城を問わずこれまで数多くの力士を輩出してきた。特に力仕事に従事した船関係者の相撲人気は高く、各地で草相撲が開催されて有名な素人力士も存在していた。さらに、この地域に大きな影響を及ぼしたのが江戸・東京からの相撲興行で、それが若者を草相撲から相撲界へと導く大きな牽引力となった。本書では、相撲が利根川下流域の特徴的な文化であるという視点から編集している。 |
平成18年5月27日発行 A4版 67頁 |
一章 雷電来たる −江戸相撲の足跡− 一節 雷電の足跡 二節 江戸相撲の巡業 三節 常総出身の力士たち コラム ちば相撲びと1 平田公佐さん 二章 水郷に相撲を訪ねて 一節 鹿島の神・諏訪の神 二節 観音様と相撲 三節 かっぱと相撲 四節 盆と相撲 コラム ちば相撲びと2 吉田清さん 三章 相撲取り繁蔵 −草相撲のヒーローたち− 一節 天保水滸伝と相撲 二節 わが町に相撲がある −相撲の郷、東庄− 四章 吹け吹けよ、相撲の風 −まとめと展望− コラム ちば相撲びと3 小島貞二さん 展示資料一覧 主な参考文献 展示協力者 |
合同企画事業「水郷の生活と船」 |
利根川下流の水郷地方で日常の足として用いられた農船(さっぱ船)と、江戸・東京と流域各地を結んだ高瀬船、それに渡船と船大工を紹介。明治39年から昭和56年までの各30年毎の渡船場分布図や、幕末・維新期の渡船関係資料、明治から昭和初期にかけての造船仕様書、高瀬船の船体部分写真91点と実測図などの資料を収録。 |
平成17年12月17日発行 A4版 100頁 |
一章 日常の生活と船 一節 水郷の船 コラム 常陸下総東国三社への参詣記 二節 渡船 三節 千葉県佐原市三島の渡船 二章 遠隔地を結ぶ船 一節 利根川下流域の水運 コラム 最後の高瀬船(渡辺貢二) 二節 船頭の暮らし 三節 利根川高瀬船 三章 船と船大工 一節 船板図 コラム 船の櫓を再利用 二節 船大工道具 四章 資料編 一節 下総国香取郡三島村の渡船関係史料 二節 明治四十三年の『船舶請負控』 三節 久保木寛敬『高瀬舟調査報告』について |
企画展「水郷 −水のさとに生きる−」 |
かつての水郷では、水から恩恵を受け、豊かで厳しい自然と共に生活を送っていた。いまは失われた水郷の魅力を喜・土・哀・楽・自然に分けて紹介。 |
平成16年5月28日発行 A4版 44頁 |
はじめに 喜(収穫の喜び) 土(土地を愛した人々) 哀(水辺の哀しみ) 楽(水郷の楽しみ) 自然(人々を包み込む自然) |
第10回千葉県立美術館・博物館合同企画展「房総の漁(すなどり) −海と川−」 |
房総地域における海と川の漁具と漁法について紹介。 |
平成14年6月1日発行 A4版 38頁 編集 千葉県立安房博物館・千葉県立大利根博物館・千葉県立中央博物館 |
はじめに 図版 房総地域における漁撈活動 漁撈のはじまり 釣り漁 刺突漁 網漁 誘い込み漁 貝漁 採藻−海藻と人のかかわり− 漁業の現状と将来像 コラム 都に運ばれた房総の海産物 昔も今も同じ形(釣針)・(アバリ) ヤマアテ(位置を知る) 定置網(資源保護にやさしい漁法) サケの放流(里親制度) 第三の漁場(水田) アサクサノリは今(絶滅危惧種) 宇宙から魚をとる(人工衛星利用) 展示資料一覧 参考文献・協力者一覧 |
企画展「祈りのこころ 祈りのかたち」 |
千葉・茨城各地の民俗行事や信仰を、おどすかたち、もてなすかたち、はらいながすかたち、神仏ののりもの、奉納するかたちの5つに分けて紹介。利根川下流域には神仏を巡回させる行事が多くあるが、楽満寺(千葉県香取郡下総町)の背負い観音について巡回路を紹介。 |
平成13年5月26日発行 A4版 30頁 |
開催にあたって カラー図版 展示解説「祈りのこころ 祈りのかたち」 資料図版 展示場見取図 資料解説 参考となる文献 御協力いただいた方々 |
企画展「フナと釣り」 |
フナの生物学的な面とともに、釣りを通した人との接点について紹介。 |
平成12年5月27日 A4版 46頁 |
開催にあたって 寄稿 フナ釣りの楽しみ・・・北城錦 へら鮒釣りと竹竿・・・飯島崇智 展示解説 泳ぐ 釣る 水郷のフナ釣り100年 楽しむ 資料解説 展示資料一覧 参考文献 展示協力者 |
企画展示「はす −花と食−」 |
平成12年7月8日発行 A4版 39頁 手刷り |
開催にあたって 展示解説 1 ハスの生態 2 食べ物としてのハス 3 はすを使った工芸品 展示資料解説及び展示資料一覧 参考文献 |
収蔵品展「文書にみる水郷の暮らし −農を営む−」 |
江戸時代における水郷地方の農家の暮らしを、多数の古文書から紹介。それぞれ解説と翻刻資料を掲載。 |
平成13年3月13日発行 A4版 62頁 |
開催に当たって 口絵 「水郷で農を営む」解説 史料解説編 1 新島の成立 2 新島の農地 3 農書のひろまり 4 百年前の米 5 農具をそろえる 6 農の知恵 参考文献一覧 展示協力者 史料編 展示資料一覧 |
教材としての活用を考えた「むかしの道具」展 |
平成12年12月12日発行 A4版 26ページ 手刷り |
教材としての活用を考えた「むかしの道具」展について 単元「かわってきた人びとのくらし」(学習指導要領解説) 利用方法について 展示構成 展示してあるもの (1)着る (2)食べる (3)住む 索引 |
企画展「東総の大般若経」 |
千葉県東部にあたる東下総(香取・海上・匝瑳郡)地域に残る中世・近世の大般若経と、教典を入れた経箱を巡回させることで無病息災を願うオデイハンニャという民俗行事を紹介。 |
平成11年5月29日発行 B5版 68頁 |
開催に当たって カラー図版 モノクロ図版 古写経の伝来・・・中尾 堯 展示解説 資料解説 展示資料一覧 参考文献一覧 展示協力者 |
収蔵品展「水郷の鳥たち」 |
平成11年9月28日発行 A4版 27頁 手刷り |
開催にあたって 水郷地方の鳥について 水郷の探鳥地案内 日本の絶滅のおそれのある野生生物(鳥類) むずかしい言葉について 展示資料解説 展示資料一覧 参考文献 展示協力者 |
収蔵品展「むかしの道具」指導者用資料 |
平成12年1月18日発行 A4版 20頁 手刷り |
大利根博物館収蔵品展「むかしの道具」をとりいれた授業 収蔵品展「むかしの道具」の趣旨について 団体見学の利用について 単元「かわってきた人びとのくらし」 展示構成 展示資料一覧 |
企画展示「銚子と野球」 |
平成10年12月8日発行 B5版 58頁 手刷り |
開催にあたって 展示資料 展示解説 銚子での野球の始まり 高校野球 学童野球(小・中学校野球) 社会人野球 野球を支えた人たち プロ野球で活躍する選手 資料解説・展示資料一覧 参考文献 展示協力者 |
特別展「地獄・極楽」 |
千葉県に分布する仏教劇としての鬼舞い(鬼来迎)について、中世の浄土信仰との関係から取り上げた。 |
平成8年6月1日発行 B5版 48頁 |
開催にあたって 展示資料(カラー図版) 展示解説 地獄・極楽の展示について・・・米谷博 鬼舞いについて・・・吉越笑子 展示資料(モノクロ図版) 資料解説 展示資料一覧 参考文献 展示協力者 |
「人生開拓 −市和田五〇年のあゆみ−」 |
第二次世界大戦の終戦間際の入植によって成立した、市和田(千葉県佐原市)という集落を取り上げ、当地で展開した様々な出来事から、戦後の生活の変化変化を具体的に、かつ等身大で捉えようとした試み。110点の写真を掲載。 |
平成9年3月25日発行 B5版 80頁 |
発刊にあたって 夜明け前−市和田浦の干拓− 明日に夢見て−入植と開墾・昭和二〇年代− 転機の時代−高度成長期・昭和三〇年代− 機械化・合理化へ−土地改良事業・昭和四〇年代− 不況の影−オイルショック・昭和五〇年代− 昭和から平成へ−今に生きる人びと− 掲載写真一覧 掲載図表一覧 参考文献一覧 協力者 |
「大原幽学−幕末の農村指導者−」 |
江戸時代末期の利根川下流域において、荒廃した農村の改革を指導した大原幽学を紹介。巻末には関東取締出役の嫌疑を受け、訴訟のために長期の江戸滞在を余儀なくされた、幽学と門人たちの活動を記した「在府日記」の一部翻刻を収録。 |
平成8年3月5日発行 B5版 46頁 |
刊行にあたって 口絵 大原幽学全国遊歴図 大原幽学−その生涯と業績 一生れと漂泊 二幽学の思想 三各種仕法と実践 教育的実践 生活的実践 農業的実践 四成功から挫折へ 国指定重要文化財『大原幽学関係資料』概略 『在府日記』について 資料−『在府日記 元』 主な参考文献 協力者一覧 |
特別展「鯰百話」 |
鯰の生態や養殖、地震予知などの自然史からの見方と、信仰や要石、鯰絵、漁業、料理など人間との関わりという両面から紹介。 |
平成6年5月25日発行 B5版 46頁 |
はじめに カラーグラビア ナマズ 世界のナマズ 日本のナマズ ナマズと人々 ナマズと瓢箪 要石 鯰絵 ナマズと地震 ナマズの漁 ナマズの料理 ナマズの養殖 おわりに 展示資料一覧 協力者 参考文献 |
特別展「川と古文化」 |
原始・古代の文化と水辺との関わりに注目し、利根川下流域で発掘された石器や土器など、特色ある考古遺物を紹介。 |
平成4年6月1日発行 B5版 46頁 |
開催にあたって カラー図版 展示解説 利根川下流域の古代文化・・・古内茂、原田享二 展示資料図版 展示資料一覧 協力者 |
特別展「伊能忠敬−その業績と周辺の人たち−」 |
伊能忠敬の生涯と業績、彼を支えた人たちの資料を紹介。 |
昭和60年6月1日発行 B5版 32頁 |
ごあいさつ 伊能忠敬の生涯 伊能忠敬略年譜 全国測量経路図 伊能忠敬と日本地図 伊能忠敬をめぐる人たち 全国にのこる伊能忠敬の足跡 伊能忠敬遺書並遺品 展示資料一覧 |