49 県立東金高等学校同窓会記念館

(旧東金高等女学校西洋作法室)


所在地 東金市
竣工年 M45
所有者 千葉県
設計者 後藤政治
施工者 正木丈六(佐原)
構造 木1
外壁 下見板張り
屋根形状・葺材 切妻造,スレート葺
建築規模 46.0m2

家康の御成のための,いわゆる東金御殿の跡地を拡幅造成し,東金高等女学校が現在地に移転したのは明治45年である。当時の校舎で現存するのは西洋及び日本の両作法室と正門である。本館は中央に玄関,両翼に突出部を構えた左右対称の総2階建で,壁面や妻壁に筋違を表した意匠であったことが古写真から分かる。西洋作法室も壁面の湾曲した筋違,軒先に設けた千鳥破風などの酷似した様式から,一連の設計・施工になることが知られる。[事務局]


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