50 多田屋本社社屋

(旧東金税務署)


所在地 東金市
竣工年 M末
所有者 (株)多田屋
設計者 不明
施工者 不明
構造 木2
外壁 下見板張り
屋根形状・葺材 寄棟造,瓦葺
建築規模 244.9m2

明治末期に東金税務署として建てられたものであるが,多田屋三代目能勢土岐太郎と縁が深く,その後能勢剛が市長の時,能勢家所有の地に移転し,多田屋の所有となった。コの字形のプランを持ち,中央に玄関を設け,その上部の外壁を引っ込めて,テラス状の外部スペースをとっている。特に印象的なのは屋根に設けられた切妻の換気口で,三角形の破風が真ん中にくるため,建物は完全な左右対称ではないが,シンメトリー性を強調する結果となっている。[江口]


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