54 旧東金銀行成東支店


所在地 成東町
竣工年 T14頃
所有者 協同組合成東ラッキースタンプ
設計者 不明
施工者 不明
構造 木2
外壁 モルタル塗り
建築規模 129.7m2

日本銀行本店等に見られるように銀行建築には古典主義系の様式が採用されることが多い。信用が第一の商いには,厳格なデザインが求められ,都市部の大規模な銀行だけでなく,地方の銀行でも同様の様式が見られる。この建物はその典型であると言える。木造モルタル仕上げとし,石造に見せかけたシンメトリーのファサードをもつ。玄関をはさんでペディスタルの上にイオニア式の柱を立てる。破風の浮き彫りと2階の半円アーチが中軸性を強めている。[江口]


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