55 佐久間家住宅

(旧知生堂医院)


所在地 成東町
竣工年 T元
所有者 個人
設計者 不明
施工者 不明
構造 木2
外壁 下見板張り
屋根形状・葺材 寄棟造,瓦葺
建築規模 125.6m2

当初は知生堂医院という開業医であったが,後に山武郡市医師会事務所となり,更に住宅として使用されるようになり現在に至る。医院建築にはかなり本格的な洋風の意匠を取り入れたものが多い。この建物もいたみが激しいものの,昔の医者の先進的な考え方を見ることができる。下見板張りの外壁に寄棟屋根をのせ,窓の上にはルネッサンス風のペディメントを付ける。特に眼を引くのは玄関ポーチで,柱が切妻屋根を支え,破風には,バージボードを添える。[江口]


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