潮だまりのヤドカリ
磯遊びをしていると、よく「ヤドカリがいた!」という声を耳にします。ひとくちにヤドカリといっても、磯には何種類ものヤドカリがいます。海の博物館の前の磯でも、よく見られるものだけで5種類ほどいます。ここでは、番号のついた5つの水槽にそれぞれ1種類ずつのヤドカリを入れ、パネルの説明を見ながらヤドカリの名前を調べるクイズ形式で展示しました。
展示した種類
イソヨコバサミ
ケブカヒメヨコバサミ
ホンヤドカリ
クロシマホンヤドカリ
パグルス・マキュロスス
クイズの答えを記入するためのワークシートはこちら:
「しおだまりのヤドカリ」
イソヨコバサミ
Clibanarius virescens
ヤドカリ科。左右のはさみ脚の長さはほぼ等しく、はさみ脚と歩脚は緑褐色で、その先端は黄色を帯びています。
ケブカヒメヨコバサミ
Paguristes ortmanni
ヤドカリ科。左右のはさみ脚の長さはほぼ等しく、はさみ脚と歩脚はくすんだオレンジ色で、たくさんの毛がはえています。眼柄には茶色いたての縞があります。
ホンヤドカリ
Pagurus filholi
ホンヤドカリ科。右側のはさみ脚が左側に比べて大きく、はさみ脚や歩脚は淡い緑褐色です。歩脚の先端は黒く、その手前によく目立つ白い帯があります。
クロシマホンヤドカリ
Pagurus nigrivittatus
ホンヤドカリ科。右側のはさみ脚が左側に比べて大きく、歩脚には数本の黒褐色のたて縞があります。
*開催期間中は、アカシマホンヤドカリ
Pagurus
sp. の名称で展示しました。
パグルス・マキュロスス
Pagurus maculosus
ホンヤドカリ科。右側のはさみ脚が左側に比べて大きく、はさみ脚と歩脚の地色は褐色で、その上に青白い点が散らばっています。触角はオレンジ色でよく目立ちます。
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