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房総発掘ものがたり━各展示コーナー解説書━ たんぼの下の環状集落━内野第1遺跡━ (千葉市教育振興財団埋蔵文化財調査センター作成資料による) |
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■所在地 | |
![]() 千葉市花見川区宇那谷町147―1他 |
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■遺跡の概要 | |
新川に合流して印旛沼に注ぐ勝田川の西岸に所在します。遺跡は氾濫原から台地上にかけて広がっており、標高は13〜25mを測ります。 <縄文時代> 河岸段丘の末端から氾濫原にかけては、発掘調査時は牧草地で、それ以前は水田でした。ここから中期〜晩期の住居跡が直経100mの環状に分布して125軒発見されました。人骨も13体みつかり、中には3体合葬のものもありました.また、土偶、土版、石棒、石剣等、祭祀にかかわる遺物も多数出土しています。 <古墳時代> 台地土では古墳時代前期の古墳16基と住居跡311軒が発見されています。 |
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■展示資料 | |
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人面土版(晩期前半) | 耳飾をした土偶(晩期前半) |
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山形土偶(後期中頃) |