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ワクワクたいけん 2005 「旅する地球の水」展 関連展示

養老川写真展
7月26日(火)〜8月31日(水)
共催:千葉県立中央博物館・美しい房総を写す会 
「ワクワクたいけん2005旅する地球」の「川−流れる水」のコーナー(第1会場)で紹介している川が養老川です。
 養老川の風景写真で、四季折々の川の姿を紹介し、養老川に関心をもってもらおうと企画しました。
 養老川流域の写真集を2冊出され、養老川をずっと撮りつづけている石川松五郎さん(美しい房総を写す会会員)の作品を展示します、ご鑑賞ください。

  〔石川さんの作品 「奥養老晩秋」〕



<展示場所>  中央博物館の企画展示室廊下  

<作者から一言>
 養老川は房総半島で降水量の多い清澄山系の麻綿原付近に源流を発し、北へ大多喜町、市原市を流れ東京湾に注ぐ75キロの県内3番目の川です。
 源流の標高は300メートルにも満たないところにあり、他県のような急流はなく、穏やかな清流となっています。
 流れは緑濃い房総丘陵の山間をぬうように蛇行しながら下り、上流は自然が豊富で貴重な動植物なども多く見られます。また温泉や紅葉で有名な養老渓谷をつくり、中流では高滝ダムが県民の飲料水として利用されると共に防災の役目を果たしています。下流域は京葉工業地帯への工業用水や水田の灌漑など多目的に利用されています。
 このように養老川の水は私たちが日常生活の中で身近に活用されているのです。

 私はこの養老川の前に住み、ふるさとを流れる川に関心を持ち上流から下流まで写真におさめました。
 今回はとくに上流部の流れが中心になりましたが、養老川にもこんなところがあるのかと発見してもらうとともに、環境や自然保護の大切さに関心をもってもらえれば幸いです。
 
  美しい房総を写す会会員 
石川松五郎 
 《30点の作品のなかから5点ほど、紹介します》 

  板羽目堰

  氷る水辺

澄む水

寸彩
 流れ落ちて

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